岡部明子氏インタビュー(建築家・東京大学教授)
インタビュー
千葉県館山市の塩見地区で茅葺き民家を再生し、新しいコミュニティ運営の形を探る東京大学岡部明子研究室。地元住民と学生が話し合い協働する活動は、平成27年度ふるさとづくり大賞を受賞しました。
「本当に現実に向き合うと、(統計データとは)違ったものが見えてきます。この塩見という土地で、わたしたちが、大学、学生という立場を活かして何かをすることが、一種のツボ押しになり、新しい経済活動がそのまわりに生まれてくる。新たなものがまわりに出てくることが大切で、そういうことが鍼治療なのだと思います。」(岡部明子)
今回は、建築家で東京大学教授の岡部明子氏へのインタビューをお送りします。
内容
・かやぶきの家ゴンジロウとは
・かやぶきの家ゴンジロウと地域コミュニティ
・かやぶきの家ゴンジロウから学んだこと
・スーパーマクロで考え、スーパーミクロな視点で実践する
・かやぶきの家ゴンジロウと都市の鍼治療
お話:岡部明子(東京大学教授)
取材:服部圭郎(明治学院大学教授)
・岡部研究室が取り組んでいる「かやぶきゴンジロウ」のプロジェクトについては、都市の鍼治療データベース No.135でもご紹介しています。ぜひあわせてご覧ください。
制作:公益財団法人ハイライフ研究所
プロフィール
岡部明子(おかべ あきこ)
東京大学教授。1963年東京都生まれ。磯崎新アトリエ、堀アーキテクツを経て、東京大学新領域創世科学研究科助手、千葉大学工学部助教授、同大学教授を経て、2015年から現職。主な著書に『ユーロアーキテクツ』、『サステイナブルシティ EUの地域・環境戦略』、『バルセロナ 地中海都市の歴史と文化』など。
動画
キーワード:
かやぶきの家ゴンジロウ, 古民家再生, コミュニティ