中国における高齢化社会の現状と課題
“中国における高齢化社会の現状と課題
―コミュニティ・ネット高橋社長中国生活奮闘記―”
配信にあたって
日本の超高齢社会の進行、これに対する国・地方自治体、NPO、民間企業の取り組みにアジアの国々の関心の高まりがみられます。中国では、一人っ子政策もあり今後急速に高齢化が進展していくことから、高齢化先進国の日本に学ぼうとする態度が年々高まってきています。日本と中国の間で「顔の見える絆」を築き上げていこうとする組織<CSネット>は、毎年、中国から「シニアサービス分野の来日視察団」の受け入れを企画・実施しています。
同時に、中国における高齢化の急速な進行に、日本でも多くの関係者が注目をしています。日本における高齢者福祉のサービス施設の開発と運営で数多くの実績をあげている(株)コミュニティネットは、中国での高齢者福祉サービスを開発・提供すべく、2012年夏、高橋社長自らが中国に移住し高齢者福祉サービスの実体づくりに取り組み始めました。
中国には介護保険制度はなく、富裕層と、政府の支援がなされている低所得者層以外の、多くの中間層への対策がまったくなされていません。そこでコミュニティネット社は、中国政府と連携し、中間層に向け高齢者福祉サービスの開発を目指していくこととしました。
ハイライフ研究所は、中国と日本の人々の価値観の差、ビジネス風土の圧倒的な違いがあるなかで、忍耐強く高齢者福祉サービスの共同事業を育んでいるコミュニティネット社の姿勢、それを支援しているCSネットの役割を尊重し、ここに、「高橋社長の中国生活奮闘記」を通して「中国における高齢化社会の現状と課題」を皆さまに紹介していきたいと思います。
「中国における高齢化社会の現状と課題
―コミュニティ・ネット高橋社長中国生活奮闘記―」
講演 高橋英與 株式会社コミュニティネット代表取締役
■内容
●主催者挨拶 李妍焱(り・やんやん)駒澤大学教授/日中市民社会ネットワーク代表
●中国における高齢化社会の現状と課題 高橋英與
高橋英與(たかはし・ひでよ)氏プロフィール
株式会社コミュニティネット代表取締役
1948年岩手県花巻市生まれ。設計事務所勤務を経て、(株)連空間設計を設立し、代表取締役就任。コーポラティブハウスづくりを手がける。1987年、株式会社生活科学研究所(現在の社名:株式会社生活科学運営)を設立し、高齢者住宅や有料老人ホームづくりに携わる。2005年、(株)生活科学運営の経営を若手に移行。2003年(株)コミュニティネット代表取締役就任。東日本大震災後、大船渡市で被災した母と姉が始めた「おふくろの味 えんがわ(大船渡屋台村)」の支援を行う。2012年夏、単身中国生活を始める。著書に「街の中の小さな共同体」(中央法規)他。
■開催概要
日時:2013年6月21日(金)18:20~20:50
会場:駒澤大学大学会館246
主催:日中市民社会ネットワーク(CSネット)
後援:株式会社コミュニティネット
制作・配信:公益財団法人ハイライフ研究所
ハイライフ研究所では新しい報告書や連載記事、無料セミナーのご案内をメールマガジンにて配信しております。ぜひ購読をご検討ください。無料お申し込みはこちらから。