強靭なスウェーデンの国家と社会

2012年1月9日、スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)において講演会「強靭なスウェーデンの国家と社会」が開催されました。

今回は駐スウェーデン大使 渡邉芳樹さんに標題のお話を頂きます。渡邉大使は講演要旨を次のように述べておられます。
「平等と連帯と安心」の政治から「自由と尊厳と責任」の政治へと政治の風景は大きく転換しているが、「社会(政治・政府及び国民相互)に対する強い信頼(ストロング・ソーシャル・トラスト)」と「過激なまでの個人主義(ラディカル・インディヴィディアリズム)」はスウェーデン・モデルの基礎として機能を発揮し、強靱な対応力で国際経済の激動を乗り切ってきている。そうした基礎に立って、健全財政原則の堅持、就労第一原則の徹底、平等に高負担を求めつつ活力ある社会を構築する税制への高い信頼、公的年金制度の安定化、男女共同参画による少子化社会からの脱却、国民番号の幅広い活用と透明性の高い効率的社会の構築、積極的移民政策と社会統合政策の展開、緊縮政策の回避と社会保障・雇用政策の幅広いネットワークの展開が行われている。」
(セミナー案内より)

強靭なスウェーデンの国家と社会

スウェーデン研究連続講座
強靭なスウェーデンの国家と社会
会場 :スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)
日時 :2012年1月9日 18:00-20:00
主催 :(社)スウェーデン社会研究所

撮影・配信協力 :公益財団法人ハイライフ研究所

講演で使用されたスライドは以下のPDFでもご覧いただけます。

強靭なスウェーデンの国家と社会

強靭なスウェーデンの国家と社会

[講演]
渡邉 芳樹氏
在スウェーデン日本国特命全権大使

強靭なスウェーデンの国家と社会|質疑応答


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