スウェーデンの原発と危機管理
東北大震災と地質・地震の不安定性について
2011年7月29日、スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)において「スウェーデン社会研究講座|スウェーデンの原発と危機管理」が開催されました。
スウェーデンは10基の原子炉を持ち、これは人口比にすると世界一で、かつ電力の約半分を原子力に依存する原発大国です。
福島第一の事故のあとでもこの10基は稼動を続けることを明言しています。また、最近の世論調査でも、6割の国民が原発を支持しています。
世界中で反原発・脱原発の声が高まる中、スウェーデンは何故このような原発依存の姿勢を取り続けるのでしょうか。そこには、徹底した情報公開と民主社会に根ざした危機管理体制の確立があります。国民はその危機管理システムに信頼を置いているからでしょう。
今回の講演者、田村恵美子さんは長年スウェーデン大使館科学部の中心スタッフとして、原子力のみならず、医療・医薬品、介護・福祉などの幅広い分野で日本とスウェーデンの学術界・産業界を結ぶ大きな橋を架けてこられました。その豊富な経験に基づいてスウェーデンにおける危機管理システムのありかたについてお話いただきました。
このホームページでは当日の講演の模様を配信しています。
スウェーデン社会研究講座
スウェーデンの原発と危機管理|東北大震災と地質・地震の不安定性について
会場 :スウェーデン大使館オーディトリウム(東京)
日時 :2011年7月29日 18:30-20:30
主催 :(社)スウェーデン社会研究所
撮影・配信協力 :公益財団法人ハイライフ研究所
スウェーデンの原発と危機管理|東北大震災と地質・地震の不安定性について
[講演]
田村 恵美子氏
スウェーデン・コンサルタント、首都大学倫理委員
当日のパワーポイントの内容は以下のPDFでお読みいただけます。
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