ユビキタス時代における暮らしのあり方
本研究では必要なときに必要なことが実現できる社会を「ユビキタス社会」
と捉えている。こうしたユビキタス社会を背景に、情報通信面を中心にして、
日常生活がどのようにかわり、どのような方向に向かおうとしているのかを検討したい。
特に、ここ数年、家庭へのパソコンの普及と廉価な高速通信網の整備により、
在宅にてさまざまな社会サービスが享受できるとともに、家庭外から家電機器
などへ、さまざまなアクセスが可能となってきた。また、家庭がオフィス化、
娯楽センター化する一方、家族の団らんや家族間コミュニケーションにも微妙
な影響をもたらし始めている。
さらに、フィッシング詐欺を始め、影の部分も大きな社会問題になりつつあ
る。高齢者や障害者のデジタルデバイドも避けられない課題である。いつでも
どこでも情報にアクセスできるユビキタス時代が日常の暮らしにどのような影
響をもたらすのかを「いま」、考察する意義は大きい。
長谷川 文雄
JRフロンティアサービス研究所 所長
小山田 裕彦
シンク・コミュニケーションズ取締役
伊藤 学
東北大学電気通信研究所 研究員
松村 茂
東北芸術工科大学教授
ユビキタス時代における暮らしのあり方
長谷川 文雄
JRフロンティアサービス研究所 所長
1.ユビキタス時代における暮らしのあり方
2.研究目的
3.ユビキタスの考え方
4.本研究会での定義
5.ユビキタス・コンピューティングの特徴 1
6.ユビキタス・コンピューティングの特徴 2
7.ユビキタス・コンピューティングの特徴 3
8.外出先でのインターネット利用状況
9.パソコン等の設定
10.インターネットの利用による不安内容
社会サービスのユビキタス化
小山田 裕彦
シンク・コミュニケーションズ取締役
1.社会サービスのユビキタス化
2.個人に近づく社会サービス 1
3.個人に近づく社会サービス 2
4.個人に近づく社会サービス 3
5.個人に近づく社会サービス 4
6.個人に近づく社会サービス 5
7.ユビキタスの社会実験 1
8.ユビキタスの社会実験 2
9.ユビキタスの社会実験 3
10.行動別に見た社会のユビキタス環境 1
11.行動別に見た社会のユビキタス環境 2
12.ユビキタス化する社会 1
13.ユビキタス化する社会 2
ユビキタス社会を支える技術
伊藤 学
東北大学電気通信研究所 研究員
1.ユビキタス社会を支える技術
2.ユビキタス社会の技術分類1
3.ユビキタス社会の技術分類2
4.デバイス技術の一例
5.デバイスに関する技術の傾向
6.通信技術の一例
7.通信に関する技術の傾向
8.ソフトウェア(サービス)技術の一例
9.ソフトウェア(サービス)に関する技術の傾向
ユビキタス社会の評価
松村 茂
東北芸術工科大学教授
1.ユビキタス社会の評価
2.確実に進行しているユビキタス社会
3.本研究のユビキタスの意味
4.ユビキタス社会評価の意味
5.確実に進行しているユビキタス社会
6.ユビキタス評価
7.ユビキタス評価の構造
8.ユビキタス度の特徴
9.日常のユビキタス度の評価
10.ユビキタス評価を構成する行為1
11.ユビキタス評価を構成する行為2
12.日常のユビキタス度の評価
13.インタビュー結果
14.インタビュー結果1
15.インタビュー結果2
16.インタビュー結果3
17.インタビュー結果4
18.インタビュー結果5
19.インタビュー結果6
20.インタビュー結果7
21.インタビューからの考察1
22.インタビューからの考察2
23.ユビキタス向上へ
ユビキタス社会の影
松村 茂
東北芸術工科大学教授
1.ユビキタス社会の光 1
2.ユビキタス社会の光 2
3.ユビキタス社会の影 身近で起きている被害 1
4.身近で起きている被害 2
5.身近で起きている被害 3
6.身近で起きている被害 4
7.身近で起きている被害 5
8.家族関係への影響 1
9.家族関係への影響 2
10.家族関係への影響 3
11.家族関係への影響 4
12.ネオ・デジタルデバイド 1
13.ネオ・デジタルデバイド 2
14.ネオ・デジタルデバイド 3
対話/ユビキタス時代における
暮らしのあり方に関する研究
長谷川 文雄 JRフロンティアサービス研究所 所長
小山田 裕彦 シンク・コミュニケーションズ取締
松村 茂 東北大学電気通信研究所 研究員
伊藤 学 東北芸術工科大学教授
1.今回の取材調査で強調していきたい点は?
2.今回の研究を通じて発見した課題
3.総括
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