スウェーデンの環境・エネルギー政策:
原子力問題の捉え方
2010年11月29日、スウェーデン大使館オーディトリアムにおいて、「スウェーデンの環境・エネルギー政策:原子力問題の捉え方」と題するセミナーが開催されました。本ホームページでは、当日の模様を配信しています。
[セミナーのご案内より]
スウェーデンの環境・エネルギー政策:原子力問題の捉え方
「日本ではなぜかスウェーデンの脱原発政策という表現が定着しています。これは間違いではないものの、事の本質を正しく表現したものではありません。正しくはスウェーデンのエネルギー体系修正政策と呼ぶべきものです。日本の政策担当者、学者、経済人も一般市民もそしてマスメディアもスウェーデンのエネルギー政策の本質が見えず、日本の関心事である原発だけに注目して、スウェーデンの脱原発政策という矮小化した認識のままで現在に至っています。今年9月19日にはスウェーデンで総選挙が行われました。この機会にスウェーデンのエネルギー政策に関する現在までの経緯を検証し将来を展望します」小澤 徳太郎氏(環境問題スペシャリスト )
会場 :スウェーデン大使館オーディトリアム
日時 :2010年11月29日(月) 18:00-20:30
主催 :(社)スウェーデン社会研究所
撮影・配信協力 :公益財団法人ハイライフ研究所
原子力問題の捉え方
[講演] 小澤 徳太郎氏(環境問題スペシャリスト)
資料:PDF形式(10MB)
[講演 Part1]
Flash形式 700kbps 約25分
[講演 Part2]
Flash形式 700kbps 約15分
講演者プロフィール
小澤 徳太郎(おざわ とくたろう)
ホームページ:http://www.maroon.dti.ne.jp/backcast/index.htm
1973年 スウェーデン大使館に入館。科学技術部環境保護オブザーバーとして環境・エネルギー問題、労働環境問題を担当。
1993年 「環境基本法案等に関する衆議院環境委員会中央公聴会」公述人。
1995年 スウェーデン大使館を退館。「環境問題スペシャリスト」として独立。執筆・講演活動を開始する。
1996年 「第11回原子力政策円卓会議(最終回)」招聘者(原子力委員会)。
現在、静岡県立大学経営情報学部、東海大学文学部、法政大学社会学部、フェリス女学院大学等で非常勤講師を務めている。
関連書:『スウェーデンに学ぶ「持続可能な社会」』
小澤 徳太郎著 発行:朝日新聞社
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