環境対応、社会基盤構築に
向けたICT産業動向
~コーディネータ役としてのICT~
~コーディネータ役としてのICT~
講師:
桑津浩太郎氏
野村総合研究所株式会社
コンサルティング事業本部 情報・通信コンサルティング部
主席コンサルタント
日本のICT産業の国際競争力は低迷。世界市場における日本の位置付けは、(日本における)「愛知県」から「静岡県」へと移行。
・生産量や、産業特性(愛知県は日本の主要産業都市、対して静岡県は実証実験のメッカ)といった観点が、日本のICT産業のトレンドに類似。
ベンチャー×ブレイクスルーだけでは、ICT、環境、インフラともに活性化しない。
・ICT産業はパラダイムシフトが進行中。「ICTだけが主役ではない」「他産業との連携」がキーワード。
・ICT産業の新たな役割は、最適化、複合・一体化、インフラの運用管理、ノウハウ・パッケージ化。
有望分野は、社会システム・基盤の構築(再構築)と業際領域。
・コンテンツ立国、フロンティア指向(地中、海底、宇宙、人体)、安全保障(日本では実現性乏しい)等も話題にあがるが、産業を支えるという観点からすると、今は社会システム・基盤の構築が有望。
・業際領域は責任ある大企業にサービス開発を進めさせるインセンティブが必要。
想定される施策としては、クロスボーダ、クロスインダストリー、コンパクト・インフラ。
・国を超える、産業を超える、インフラを集約させる。がキーワード。
今回のセミナーのまとめ
今回のセミナーのまとめ|PDF形式 (300KB)
榎本 元 (公益財団法人ハイライフ研究所 主任研究員)
環境対応、社会基盤構築に向けたICT産業動向
~コーディネータ役としてのICT~
開催日時: 2010年11月25日(木)
会場: 公益財団法人ハイライフ研究所
講師:
野村総合研究所株式会社
コンサルティング事業本部 情報・通信コンサルティング部
主席コンサルタント
桑津浩太郎氏
企画:
公益財団法人ハイライフ研究所 主任研究員 榎本 元
編集・配信 公益財団法人ハイライフ研究所
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