都市の価値をはかる 2
本研究は、都市生活者が都市に感じている価値は、これまで事業者やマスコミによって提示されている「言葉」(尺度)ではないのではないかという仮説を持ち、都市生活者の目線でみた「都市の価値」を明らかにすることを目指した。
平成18年度の研究は、「都市生活者が都市に感じている価値」が存在することの証明とその「価値」の例示を行った。2年目の平成19年度は、昨年度の成果と課題をふまえ、近年話題になっている都市に関するトピックスを切り口として、まちの選定を行い、フィールドサーベイ、データ収集などを行うことにより、「都市の価値」とは何かの更なる追求を行った。
具体的には、以下の4点をフレームとして研究を行った。
① 街のデータ収集-歴史、開発意図、商業的意味、法律・制度的背景など
② フィールドサーベイによる「価値」の検証と新しい価値の発見を行う
③ 街のユーザーへのインタビューによる実態の把握
④ 座談会による街が持つ価値の検証・把握・分析
大野 隆造
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授 工学博士
添田 昌志
LLP 人間環境デザイン研究所チーフリサーチャー 工学博士
イントロダクション
大野 隆造
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授 工学博士
1.都市の価値をはかる
2.研究目的
3.本年度の研究対象地
4.研究の方法
5.各街の調査報告
豊洲 「都心にある郊外」
添田 昌志
LLP 人間環境デザイン研究所チーフリサーチャー 工学博士
1.豊洲 「都心にある郊外」
2.調査
3.豊洲のまとめ
丸の内 「街のブランド価値」
添田 昌志
LLP 人間環境デザイン研究所チーフリサーチャー 工学博士
1.丸の内 「街のブランド価値」
2.調査
3..丸の内のまとめ
六本木 「再開発のパッチワーク」
添田 昌志
LLP 人間環境デザイン研究所チーフリサーチャー 工学博士
1.六本木 「再開発のパッチワーク」
2.調査
3.六本木のまとめ
街の特徴から価値を捉える
大野 隆造
東京工業大学大学院総合理工学研究科教授 工学博士
1.街の特徴から価値を捉える
2.街のユーザー
3.街のシークエンス
4.街のユーザー
5.変容速度
6.街のユーザー
7.様態
8.街のユーザー
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