第7回 サービス産業社会
サービス社会を主導する日本のニューサービス業
消費者市場を取り巻く環境は、少子化・高齢化、女性の社会進出、環境問題の深刻化と経済のグローバル化、サービスの多様化や情報化の急速な進展、規制改革、などにより大きく変化している。
こうした環境の変化を背景に消費者・生活者はサービスに関し多様な選択ができる時代となった。
一方で、企業不祥事、価格変動、金融リスクの増大、デフレ不況など様々な問題が発生している。
そこで、本レポートは、日本が工業社会からサービス社会に転換したといわれ始めた1980年代からすでに半世紀を経過している現在、サービス社会といわれる状況とその社会を主導するサービス業がどこまで進んでいるのか、またどのような課題を抱えているのか、そして今後どのように変化してゆくのかを見てみたい。
この平成の20年で成長し変貌する」サービス業の成長の背景とその実際を探る。
立澤芳男のHigh-Life 生活・社会総括レポート21 第7号
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