次世代シニア 楽しみの時層
第10回(最終回)次世代シニア「楽しみの時層」 総合編
公益財団法人ハイライフ研究所では、平成二十八年、次世代高齢者研究報告の一環として50代から70代前半(昭和16年~昭和40年生まれ)の男女を対象に生活行動、生活意識調査を実施、その調査結果に研究員の視点を交え「次世代シニアと現在形シニア、その意識と行動」と題したコラムを連載してまいりました。
その続編ともいえる今回のシリーズは、同調査で自由回答形式にて収集した「人生の各時期の楽しみの生活史」を「時層」と名づけた上で、次世代シニアにみる「世代の共通体験や個人史」に焦点を当てそこから培われた価値観や幸福感を探ってまいります。2020年を過ぎる頃から高齢者の仲間入りする次世代シニアの「時層」から浮かび上がる現在形シニアとの違いにも注目してまいりたいと思います。
次世代シニアと現在形シニアの定義
①次世代シニア
1956年~1965年生まれ(調査時51~60歳)
②現在形シニア
1941年~1950年生まれ(調査時66~75歳)
第一回から第五回まで次世代高齢者調査の自由回答を基に「エンタメ」「趣味とスポーツ・旅行」「食べ物・飲み物・飲食店」「街と店・飲食店」「ファッション」を通じて「楽しみの時層」を辿ってまいりました。第六回からは第九回までは「楽しみの時層」と「生活意識・実態」を掛け合わせて、一人の人物像に迫ることでヒントを得る「楽しみの時層・n=1の世界」をお届けしました。最終回は「楽しみの時層・n=1の世界」のフォーマットを使いつつ、総集編として次世代シニア男女各n=100の全体像をみます。各調査項目で回答の多かった内容をベースに人物像を仮想しながら「楽しみの時層」においては代表感のある回答を、全分野、網羅的に出来るだけ多く取上げてみました。
執筆者:主任研究員 福與宜治
内容:
1.「次世代シニア、楽しみの時層」男性編
2.「次世代シニア、楽しみの時層」女性編
次世代シニア 楽しみの時層 第10回レポート全文は以下のPDFでお読みいただけます。
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