東京10㎞~20㎞圏、その魅力。“生き続けられるまち”とは?(PHASE2)
まちのエキスパートヒアリング
都市の魅力を構成する要素はなにか?
第2回 水嶋 敦氏(自由学園最高学部特任教授)
公益財団法人ハイライフ研究所では
「東京10㎞~20㎞圏、その魅力。〝生き続けられるまちとは?〟」をテーマとして、
「都市の魅力を構成する要素はなにか?」を解明する研究を行ってきました。
今回はその一環として、東急沿線のまちづくり研究に携わってこられた水嶋 敦先生に、「マーケティング学者」のお立場から8つのエリアのうち東急線駅(自由が丘、三軒茶屋、蒲田、溝の口)の分析とブランド視点から都市の魅力についてお話しをうかがいます。
当財団のこれまでの調査・研究において、
「都市の魅力要素とは酵母菌のようなもので、人を酵母菌として発酵され、作りだされていく」
また、魅力ある都市には「その酵母菌が発酵し、育つための場、即ち醸造所のような場所が必要である」
という仮説が導き出されました。
水嶋 敦先生が考える都市の酵母菌とは何か?
マーケティングの視点から、東急沿線4エリアの魅力を解き明かしていただきます。
お話:水嶋 敦氏(自由学園最高学部特任教授)
聞き手:櫻井隆治 公益財団法人ハイライフ研究所専務理事
水嶋 敦氏プロフィール
1956年新潟県生まれ、1979年武蔵大学人文学部欧米文化学科卒業後、広告代理店でマーケティング業務および日本初の広域型商品購買情報収集システムの開発・運営に携わる。また、ブランド管理システムの開発を行いながらブランド・コンサルティング業務に携わる。2011年株式会社東急総合研究所主席研究員として、ブランド視点からのまちづくりの研究に関わる。2015年より自由学園最高学部(大学部)特任教授、マーケティングおよびライフスタイルを担当。
共著に『ハイテク・マーケティング』(誠文堂新光社)、『中食2025-中食・惣菜産業の将来を展望する』(一般社団法人日本惣菜協会)など。公益社団法人日本マーケティング協会アカデミック・アドバイザー。
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