都市の魅力を構成する要素とは?
「東京10㎞~20㎞圏その魅力。
“生き続けられるまち”とは?」
第28回ハイライフセミナー
都市の魅力を構成する要素とは?
◆開催趣旨
平均寿命の伸びや出生率の低下により少子高齢化が急速に進み、現在、人口増加している東京都も2020年にはピークを迎え減少の一途を辿りはじめます。また、2025年には団塊世代が後期高齢者年齢を迎え超高齢化の時代が始まります。
ところが、高齢化・少子化の波が押し寄せている現在において、今なお活性しているまちが東京10㎞~20㎞圏の“準都心エリア”には多数存在しております。
当財団では、研究活動のひとつとして、「東京10km~20km圏、その魅力。“生き続けられるまち”とは?」をテーマに、東京10km~20㎞圏を対象としたまちのポテンシャルについての研究を2014年度から2015年度の2年間に亘り行っております。“なぜそのまちは元気なのか”を解き明かす、すなわち『都市の魅力を構成する要素や条件』を明確化することにより、他エリアの今後の活性化の一助となることを目標に研究を進めております。
今回のセミナーは、研究活動の一環であり、また2年間の研究の中間発表的位置づけにあります。研究のプロセスとして、ヤン・ゲール氏、ジャイメ・レルネル氏、トーマス・ジーバーツ氏、隈 健吾氏、
三浦 展氏、面出 薫氏をはじめとする都市計画・建築・環境デザイン等に携わる11人のスーパーマイスターの方々へ取材をさせていただき貴重なお考えを拝聴することが出来ました。併せて生活者に対する意識調査を行い数量的な解析も行いました。今回のセミナーはこれら結果を踏まえ、プレゼンテーションとパネルディスカッションを行ないます。
◆日程: 2015年4月24日(金)
◆時間: 14:00~17:00(開場13:30)
◆会場: 東京国際フォーラム ガラス棟会議室 G701
◆主催: 公益財団法人ハイライフ研究所
◆協力: 株式会社読売広告社 都市生活研究所
◆プログラム
1.主催者挨拶
櫻井隆治 / 公益財団法人ハイライフ研究所専務理事
<第1部 プレゼンテーション>
2.都市の魅力
服部圭郎 / 明治学院大学経済学部教授
<パネルディスカッション>
3.データから見た都市の魅力を構成する要素
榎本 元/ 株式会社 読売広告社 執行役員
4.あかりのちから
長町 志穂/ 株式会社 LEM 空間工房代表取締役
5.都市の魅力の構成要素とは?
泉 英明/ 有限会社ハートビートプラン代表取締役 一般社団法人水都大阪パートナーズプロデューサー
6.都市空間の可能性
太田 浩史/ 建築家 博士(工学)
7.都市の魅力の創造者達に聞く都市への眼差し
パネリスト 長町志穂 / 泉英明 / 太田浩史 / 榎本元
コーディネーター 服部圭郎
(※Tips: 画面が小さいですか? 再生中に動画の右下隅部分をクリックすると、動画サイズを最大化することができます。)
報告発表:
櫻井隆治 / 公益財団法人ハイライフ研究所専務理事
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報告発表:
榎本 元/ 株式会社 読売広告社 執行役員
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報告発表:
長町 志穂/ 株式会社 LEM 空間工房代表取締役
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報告発表:
泉 英明/ 有限会社ハートビートプラン代表取締役 一般社団法人水都大阪パートナーズプロデューサー
(※Tips: 画面が小さいですか? 再生中に動画の右下隅部分をクリックすると、動画サイズを最大化することができます。)
パネリスト:
長町志穂 / 泉英明 / 太田浩史 / 榎本元
コーディネーター:
服部圭郎
◆講演者プロフィール
服部 圭郎(はっとり けいろう)/ 明治学院大学経済学部教授
1963年東京都生まれ 。東京大学工学部卒 、カリフォルニア大学 バークレイ校環境デザイン学部修士課程修了。民間シンクタンクを経て現職 。専門は都市デザイン、都市計画、フィールドスタディ。主なプロジェク卜は、マレーシア新都市サイバージャヤのマスタ ープランなど。 著書に 『ブラジルの環境都市を創った日本人: 中村ひとし物語』 、『若者のためのまちづくり』 、『道路整備事業の大罪』 、『人間都市クリチバ」 ほか、共訳に『 都市計画国際用語辞典』 、『都市の鍛治療』 ほか。
長町 志穂(ながまち しほ)/ 株式会社 LEM 空間工房代表取締役
京都工芸繊維大学・工芸学部卒業。京都造形芸術大学客員教授、京都工芸繊維大学非常勤講師。都市の夜間景観計画立案からランドスケープ・建築における照明計画、あかりによるまちづくりから光のパブリックアートまで、様々なデザインを実践。「御堂筋イルミネーションコンペ最優秀」「北米照明学会 Illumination Award “Award of Merit”(堂島大橋)」「照明普及賞優秀施設賞」、グッドデザイン賞106点など受賞多数。ライフワークは「世界あかりの旅」 世界の集落の探訪と街あかりの撮影をしている。
泉 英明(いずみ ひであき)/ 有限会社ハートビートプラン代表取締役 一般社団法人水都大阪パートナーズプロデューサー
1971年東京生まれ、大学より大阪ヘ、現在に至る。都市計画の事務所に就職、都市計画のプランニング、震災復興事業 、中心市街地再生事業など、10年の修業を経て (有) ハートビートプラン設立。高松、下関の中心市街地再生、モノづくりのまち高井田住工共生まちづくり、着地型観光事業「OSAKA 旅めがね」、水辺公共空間のリノベーション「北浜テラス」、水辺や船の楽しみ方を創造し世界に発信する「水都大阪」 事業推進などに関わる。著書に 『都市の魅力ア ップ』 『住民主体の都市計画』 (共著、学芸出版社)
太田 浩史(おおた ひろし)/ 建築家 博士(工学)
1968年東京生まれ。1991年東京大学大学院研究科建築学専攻修士課程修了。1993~1998年東京大学生産技術研究所助手。2000年デザインヌーブ一級建築士事務所共同設立(2015年ヌーブに改称)。2003~2008年東京大学国際都市再生センター特任研究員。2009年~2015年東京大学生産技術研究所講師。2015年~株式会社ヌーブ代表取締役。主な作品に 「AGCスタジオ」 「久が原のゲストハウス」 「PopulousCAPE」。著書に 『10+1 #31 コンパクトシティ・スタデイ』 『世界のSSD100 ―都市持続再生のツボ』 など。2002年より東京ピクニッククラブを共同主宰。
榎本 元(えのもとはじめ)/ 株式会社 読売広告社 執行役員
1961年愛知県生まれ 。広島大学工学部卒業後、中堅広告代理店を経て現職。コミュニケーションの専門家としての立場から、20年以上、不動産開発・都市開発(大規模集合住宅・商業施設・リゾー卜開発等)を中心に、まちづくりの開発コンセプ卜の構築や商品企画、販売広告戦略など、生活者を街の主軸に捉え、都市暮らしのみらいを予見しながら、卜ータルなコンサルティング業務に携わっている。共著に『シビックプライド一都市のコミュ二ケーションをデザインする』。
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