日本アジア共同研究プロジェクト
取材レポート「アジアの都市ライフスタイル新潮流」
日本アジア共同研究プロジェクト
取材レポート「アジアの都市ライフスタイル新潮流」
Japan-AsiaCollaborativeResearchProject
Study report “The New Trends in Asian Urban Lifestyle”
連載後記
Executive summary
アジア地域は、先進国経済が停滞する中、通貨・金融危機等に対する脆弱性はあるものの、世界の成長セクターとして順調に経済発展を遂げている。その結果、都市居住富裕層や中間層が急速に増大し、新しい生活や仕事のスタイルが生まれてきている。本連載レポートは、増大するアジアの富裕層や中間層に焦点を当て、彼らの生活価値観やライフスタイル、そしてワークスタイルの大きな変化について、各国の研究者と共同研究したものである。
取材対象都市は、4都市。まず自動車関連産業等の集積が進み、中間層が急拡大しているタイのバンコク。次に、両岸問題を抱えるが、中国及びアジア各国と共に経済発展を指向する台湾の台北。そしてドイモイ(刷新、’86年)以降、共産党独裁でありながら市場経済化に舵を切り、外資系企業を誘致し、経済発展著しいベトナムのホーチミン。さらに一時期の政治と経済の停滞から脱却し、ここ数年、アジアで最も安定した経済成長を遂げるフィリピンのマニラである。この4都市の富裕層や中間層の都市ライフスタイルを通してアジアの富裕層・中間層の新しい変化を見てきた。
内容:
・増大する富裕層と中間層
・アジアの経済発展モデル
・伝統的な生活文化や生活価値観から新しい都市ライフスタイルへの変化
・アジアの都市の特徴と過剰都市化現象
・アジアの政治と社会の課題
・存在感が低下する日本ブランド
・日本は、文化交流や交換留学を通じてアジア諸国と友好的な関係作りへ
・本取材先に対する協力の御礼
企画・構成:福田博 縄文コミュニケーション株式会社
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