豊かな公共空間をつくる
ヤン・ゲール氏とストロイエ
第4回 ヤン・ゲール氏とストロイエ
私たちにとって、都市空間の豊かさとは公共空間の豊かさ。
本シリーズでは「市民にとって本当に豊かな公共空間とは何か」をテーマに、服部圭郎 明治学院大学准教授の取材・構成のもと、EUの事例を紹介しています。
前回・前々回、デンマークの都市デザイナー、ヤン・ゲール氏へのインタビューをご覧いただきました。
今回はヤン・ゲール氏へのインタビューをふり返りながら、デンマークの歩行者天国「ストロイエ」の魅力と意味について考えます。
「公共空間が都市の魅力を高める。このことは、ヨーロッパの都市では既に常識となっています。EUにおいて国境の重要性が著しく低下している現在、ヨーロッパ内の都市間競争は熾烈なものとなっています。企業を誘致するためにも、人々に住んでもらうためにも、そして都心に人々を集客させるためにも、都心部の公共空間が魅力あるものであることは不可欠となっています」(服部)
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1.アメリカでも評価が高まるヤン・ゲール氏の思想
Life Between Buildings: Using Public Space (1987)
「人間を中心とした」公共空間をつくる
2.「公共空間」が都市の魅力を高める
国境なきEUにおける熾烈な都市間競争
3.コペンハーゲンの歩行者空間・ストロイエ
ストロイエ = 散歩する
1963年 恒常的に都心部から自動車をなくす
米国バーモント州バーリントン市
真冬でも賑わうストロイエ
ストロイエの魅力
公共空間こそが都市のアイデンティティを発露させる
コペンハーゲン市の今後の計画
取材・構成
服部圭郎 明治学院大学准教授
編集・配信
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