タグ別アーカイブ: 気候変動

スウェーデンの環境政策2

スウェーデンの環境法典と環境裁判所

スウェーデンの世代間目標とは何か。

それは次の世代にいい環境を残す。次の世代に負の遺産を遺さないということです。
これは理念にとどまるものではありません。

法律をつくり、強制するということがなければ、持続可能な社会はできません。
それがスウェーデン社会の考え方です。

今回はスウェーデンの持続可能な社会づくりの中心にある環境法典(The Environmental Code)について、
そして日本にはない環境裁判所の制度について学びます。

内容:
環境法典とはなにか
スウェーデンの「予防原則」について
環境アセスメント 日本とスウェーデンの違い
土地利用と環境問題を管轄する「環境裁判所」
スウェーデンの開発許認可システム
核燃料廃棄物の場合
環境裁判の訴訟費用は無料
環境裁判所は未来を審判する

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

スウェーデンの環境政策1

16の環境保護目標と気候変動

スウェーデンといえば「環境先進国」のイメージをお持ちになるのではないでしょうか。

それではそのスウェーデンにおける環境政策、環境対策とはどのようなものであるのか?

環境はわたしたちすべてに関わる問題です。
みなさんご自身がお考えいただくための参考にしていただければと思います。

内容
持続可能な開発への理念と取組み
16の環境保護目標と気候変動
スウェーデンの環境法典
土地・環境裁判所

講師:須永昌博  一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

経済成長と環境保護の両立

経済成長と環境保護の両立

今回のテーマはスウェーデンのエネルギー事情です。
エネルギーはわたしたちが生きていくうえでの基本ですので、みなさんと一緒に考えていきたいと思います。

先進国では毎日膨大なエネルギーを消費しています。

たとえば国別でみた1人当たりのエネルギーの消費量。
中国では1人当たりケニアの3倍のエネルギーを消費しています。
そしてスウェーデンのではその中国の3倍のエネルギーを消費しています。

わたしたちはこうしたエネルギー消費を将来も続けていくことができるのでしょうか。

スウェーデンではエネルギーの持続性に対するこうした危機感から、国全体としてのエネルギー利用のバランスについて議論が行なわれてきました。

スウェーデンはまた、経済成長を続けながら、同時に二酸化炭素(CO2)の排出量削減に成功しており、経済成長と環境保護の両立が可能なことを示している国でもあります。

今回は、環境先進国といわれるスウェーデンのエネルギー事情とその政策の実際についてみてまいりましょう。

講師:須永昌博  一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長

気候変動

スウェーデンの気候変動戦略の変遷

教育と産業について解説した前回(part1)につづくPart2では、持続可能社会と気候変動をテーマに、スウェーデンの取り組みを紹介します。

内容:
スウェーデンの環境法の根源
スウェーデンの気候変動戦略の変遷
スウェーデンのエネルギー供給と消費
スウェーデンの原子力発電
使用済み核燃料の処理


PDF資料
|PDF形式ファイル(5MB)

講演:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所所長
制作:公益財団法人ハイライフ研究所