持続可能な社会づくりに不可欠な「持続可能な開発」に向けて、スウェーデンはいまどのように取り組んでいるのでしょうか。
また、そもそも「持続可能な開発」とはどういうことを意味するのでしょうか。
それは、いま解決が求められている問題に対処するというだけでなく、その問題を次世代に持ち越さないということを意味します。
スウェーデンの理念、それは「現在生きる人間は次の世代を犠牲にしてはならない」ということです。
2004年、スウェーデン政府は持続可能な開発のための4つの柱を提示しました。
<持続可能な開発のための4つの柱>
1.持続可能社会の構築:住環境
2.平等で健康な生活
3.人口変化への対応
4.持続可能な成長の維持
それぞれの内容についてみてまいりましょう。
講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長