カテゴリー別アーカイブ: 司法制度

スウェーデンの環境政策2

スウェーデンの環境法典と環境裁判所

スウェーデンの世代間目標とは何か。

それは次の世代にいい環境を残す。次の世代に負の遺産を遺さないということです。
これは理念にとどまるものではありません。

法律をつくり、強制するということがなければ、持続可能な社会はできません。
それがスウェーデン社会の考え方です。

今回はスウェーデンの持続可能な社会づくりの中心にある環境法典(The Environmental Code)について、
そして日本にはない環境裁判所の制度について学びます。

内容:
環境法典とはなにか
スウェーデンの「予防原則」について
環境アセスメント 日本とスウェーデンの違い
土地利用と環境問題を管轄する「環境裁判所」
スウェーデンの開発許認可システム
核燃料廃棄物の場合
環境裁判の訴訟費用は無料
環境裁判所は未来を審判する

講師:須永昌博 一般社団法人スウェーデン社会研究所 所長
映像制作:公益財団法人ハイライフ研究所

市民と法律

市民と法律、オンブズマン、犯罪、矯正保護

スウェーデンでは伝統的に「平等と公平」の精神が重視されています。そして、この「平等と公平」の精神を法的に裏付けるものが「法律扶助法」です。

またスウェーデン社会における人権擁護の精神を語るうえで欠かせないのがオンブズマンの制度です。行政と市民が衝突した場合に市民のサイドに立って行政に対処するオンブズマンの伝統は古く18世紀にさかのぼります。

今回はこうしたスウェーデンの市民と法律、オンブズマン、犯罪、矯正保護についてご紹介します。

内容:
スウェーデンの市民と法律
スウェーデンのオンブズマン
スウェーデンの犯罪
スウェーデンの矯正保護庁


PDF資料
|PDF形式ファイル(2MB)

講演:野崎俊一 一般社団法人スウェーデン社会研究所 総合文化局長

制作:公益財団法人ハイライフ研究所

憲法・法律・司法・警察ほか

スウェーデンの憲法・法律・司法・警察

憲法とは国の最高法規ですが、スウェーデンにはこれがありません。

しかし、憲法に相当する法律として4つの基本法があります。すなわち、統治法と王位継承法、出版の自由に関する法(1766年)、表現の自由に関する法(1991年)です。

もっとも重要な基本法のなかに出版の自由と表現の自由があるところがスウェーデンらしさのひとつといえるかもしれません。
今回はこうしたスウェーデンの法律制度や司法制度、検察制度、弁護士制度、警察についてご紹介します。

■スウェーデンの憲法・法律・司法・警察ほか

PDF資料|PDF形式ファイル(2MB)

講演:野崎俊一 一般社団法人スウェーデン社会研究所 総合文化局長

制作:公益財団法人ハイライフ研究所