もやい直し そして環境首都への挑戦 ~水俣市~
日本の環境問題は、水俣を抜きにして語ることはできない。日本窒素(現:チッソ)水俣工場の廃液によって川、海が汚染され、食物連鎖によっておこされた水俣病は、一万人をはるかに越える犠牲者をだした。戦後の経済復興、高度経済成長の表裏一体として起こった公害問題の中でも、最も激甚な人的被害をもたらした。水俣の環境のまちづくりは、ゼロからではなく大きなマイナスからの出発であった
その水俣市が環境首都テストにおいて、第4回、第5回と連続総合第1位を獲得した。現在、最も日本の環境首都に近いまちのひとつになっている。すでに、環境問題を学ぶ学生たちにも、水俣市は環境を大切にするまちとしてポジディブな印象が定着している。
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