まちを作ること、人を育てること 北本市の概要
◇ 北本市の概要
北本市は、上野からJR高崎線で45分ほどの場所にある、埼玉県中央部のまちです。昭和46年に県内33番目の市として誕生しました。市の中央部を国道17号やJR高崎線が縦断し、これに沿って市街地が形成されています。さらに、その外側には緑豊かな田園地帯が広がり、西側には荒川が流れています。武蔵野の雑木林を今なお残している、魅力ある豊かな自然のあるまちです。JR高崎線・北本駅は、市内の唯一の鉄道駅です。
JR北本駅前の様子
昭和30年代には、1万人台の人口でしたが、昭和46年に北本団地の入居が始まり、郊外のベッドタウンとして発展してきました。現在では7万人を超える人口規模となっていますが、近年は人口も上げ止まりで横ばいの状態が続いており、高齢化も進んでいます。年代構成的にも退職した人の比率が高くなってきており、その中でどのようなコミュニティーを作っていくのかということが課題となっています。
典型的な郊外のベッドタウンとして発展してきた街が、これからの高齢化、人口減社会を見据えた時に、どのように手を打つべきなのかという、他の多くの街にも共通した問題を抱えているといえるでしょう。
北本団地:昭和46年入居開始。総戸数2,097戸。北本駅からバス5分の立地。緑豊かな住環境が形成されている。
- 投稿者:東京生活ジャーナル
- 日時:15:00