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一直線に走る墓地内の道路。緑のためか、爽やかな印象はあっても、退屈な印象はない。
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ここにもマンションの影が・・・ 開けているとはいえ、その視線/意識は従来、墓地の中で納まっていた(つまり視界には、ただただ霊園だけが広がっていた)。このことが、この場所を特別な場所としていたと言える。このように高層マンションが見えてしまうことで、聖なる空間が、俗に侵略されたと感じるのは私だけだろうか。
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寺院の上には広い空が広がっている。寺は寺の建物だけでなく、周囲の環境と一体となってこそ、聖なる空間としての威厳を保てる。ここで、空の果たす役割は大きい。
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寺町は地形的には尾根沿いに位置している。そのため、周囲の建物の影響を受けず、寺院の上には空が広がる。 |
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しかし、いくら地形的に優位な場所に建っていても、隣地に建つマンションの影響は受けてしまう。このマンションは地域住民の運動の結果、9階建ての予定が5階建てに変更されたのではあるが・・・ |